私たちの想い
開発研究員が語る、
B.Aならではの感触の秘密とその舞台裏
製品設計開発部
松尾 一貴
第6世代B.A全5品の処方開発統括リーダー。信条の「練習、継続は不可能を可能にする」を、今回のB.A開発でまさに体現した。
「使ってすぐにわかる」ような化粧品をつくる
B.Aの開発で最初に目指したのは、「使ってすぐにわかる」ということでした。そのために必要なのは肌最表面の角層の変化。そこで着目したのが角層のイオンバランスです。実は角層へのうるおいの浸透、抱え込む力、ターンオーバーなどには、イオンバランスが関係しています。私たちは「イオンバランスを制するものは角層を制す」と考え、アルカリ性に傾きがちな肌を適正な弱酸性に戻すために必要でありながら、安定配合が難しいとされていた「酸」を包み込む独自のカプセルを開発。これがエピ・ボリューム処方につながりました。

効果だけでなく感性品質も求められるのがB.A
このカプセルの開発だけでも約3年かかりましたが、効果だけでなく「感性品質」の開発も求められるのがB.A。それを両立させる黄金比率は、1:2ではなく1.1:2.3のような小さな点の組み合わせを探るような作業なんです。実際にローションは約300、ミルクは100以上の試作を繰り返しました。こうして生まれたのが、豊潤でぷるっとした肌を感じさせるようなローションと、表面はさらりとベルベットのような感触なのに、むっちりと充実感を感じさせるミルクです。これはもう、B.Aならではの感触だと自負しています!
ぜひじっくりと堪能していただけたらと思います。