サイエンス・職人技・感性の融合で、
かつてない感触を追求したB.A クリーム

堀江 亘

製品設計開発部

過酷な乾燥に肌が悲鳴を上げるこの時期、普段のケアにプラスしてほしいアイテムが、クリーム。
B.A クリーム、B.A ライト セレクターなどを担当し、
「製品に込めた、自分のこだわりに気づいてくれる人が必ずいる」という想いが
日々の研究の活力だという堀江研究員に、
そのこだわりと、商品の魅力について聞いた。

感触、機能ともに
高いレベルを目指すアイテムがクリーム

私は研究部門の中でも、化粧品の機能と感触を追求し、製品化するための処方=レシピを開発する仕事をしています。その立場でクリームの特徴を語るなら「原料や成分など、配合できるものの種類も量も多く、感触・機能ともに高いレベルを目指せるアイテム」でしょうか。
ただそれは、原料の選択や配合率などの組み合わせが膨大ということも意味します。だから商品企画部から「こんな感触を出したい」というオーダーがあった時、「解」を出すのがとても難しい。 もちろんそれを見つけてクリームの可能性を広げるのが、醍醐味でもありますけどね。

こだわりの感触は、肌で実感してほしい。違いが必ずわかっていただけるはず。

サイエンスだけでなく、
情緒的・感性的な開発能力がもとめられる商品開発

今回私は、B.A第6世代のクリームを担当しました。普段私たちの仕事は、機能開発のサイエンス領域と、レシピ開発の職人的領域で成り立っていますが、B.Aに関してはさらに表現者=アーティストの領域も必要だと痛感しました。情緒的・感性的な要素も高いレベルを求められるクリームだけに、B.Aのテーマである「生命感あふれるようなハリ肌」をどう表現するのか。まさにアーティストになった気持ちで取り組みました。

B.A クリームとB.A アイゾーンクリーム
B.Aを代表するクリームをセットした限定コフレ。好評発売中。

クリームの感触を音楽のコードに置き換えて向き合う

どうやって乗り越えたか? 感触という目では見えないものから伝わる印象を想像することです。昔、ピアノを弾いていた経験があるのですが、ピアノの音がコードによって印象が変わる感覚に通じるものがあって、そういう感性の部分が役に立ったのではと感じています。こうして生まれた「コクのあるクリームが崩れるような感触」「肌の内側から感じるハリ感」は、私にとって芸術作品のようなもの。ぜひ皆さまの肌で、感性で、こだわりを感じとっていただけたらと思います。

研究員が語る「クリーム開発ウラ話」

ポーラのクリームには長い歴史がありますが、先人たちが残したレシピを見ると、妥協しない姿勢や物づくりへのプライドが垣間見え、身が引き締まる思いがします。
試作を作る時は、ビーカーやヘラを使って実際に手を動かします。配合比率、乳化する温度、どの速度で水と油を混合するのかなど、とても緻密で、まさに職人的な作業です。
ポーラのクリームはエキスだけでなく、エキスを入れるいわば「箱」にもこだわっています。入れ物にも肌への機能を持たせることで、より高い効果を目指しています。

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